僕らは人生において、様々な場面で様々な辛いことを経験することになります。
そんな時、頭に浮かぶ、支えになってくれる言葉はありますか?
今回はそんな時に聴きたい、心に効く、ミスチルこと「Mr.children」の歌詞をご紹介致します。
辛いとき① 恋人と別れた
恋人と別れた。喪失感すごい。そういうときは失恋ソングで浸るチャンスです。
ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時
出典 渇いたkiss/作詞:桜井和寿
生乾きだった胸の瘡蓋(かさぶた)がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら
別れた相手の中にいつまでも自分の存在があって、時々思い出して別れたことを後悔すればいい!って歌詞ですね。それを瘡蓋が剥がれた後のケロイド(この曲で初めて呼び方知った)に例えるのはさすが桜井さんですね。
どんなに表面上は綺麗に別れても、しばらくはこんな気持ちの方も多いのでは?振られたときは特に。
まあまあ、思い切り泣いてすっきりしましょう。
――――――――
日のあたる場所に続く道
出典 幸せのカテゴリー/作詞:桜井和寿
違う誰かと歩き出せばいいさ
恋人同士ではなくなったら
君のいいとこばかり思い出すのかな?
当分はそうだろう
でも君といるのは懲り懲り
別れたばかりの今は相手のいいところばかりを思い出すでしょう。そんなもんです。
でも嫌なとこもあったでしょ?もう一緒にいるのは懲り懲りだと強がりましょう。
今回は別れて良かったんです。違う誰かが必ずいますから。
辛いとき② 仕事が嫌だ
基本いつも嫌ですけどね。
ミスしたり、尋常じゃない量の仕事きたり、理不尽に怒鳴られたり、そんな時はいつにもまして辛いですね。
不景気のあおり受けて 社内のムードは
出典 雨のち晴れ/作詞:桜井和寿
緊迫しているから 僕一人が浮いてる
上司に愚痴言われるうちが「花」だって言うから
いっそ可憐に咲き誇ろうかと思うよ
上司に何言われようが、もうどうでもいいやってくらいに思っていたほうが良いのかもしれません。
今日は雨降りでもいつの日にか晴れる。はずです。
――――――――
でも
出典 皮膚呼吸/作詞:桜井和寿
皮膚呼吸して 無我夢中で 体中に取り入れた
微かな酸素が 今の僕を作ってる そう信じたい
毎日の仕事をなんとか乗り切るだけ。この辛いだけの仕事に意味なんてあるのか?
意味なんて皮膚呼吸で取り入れられる微々たる酸素くらいのものかもしれない。
でもその積み重ねが意味のあるものなんだと信じましょう。信じたい。。
辛いとき③ 子育てが大変
子育てをしているお母さん、お父さんは本当にすごいと思います。心から尊敬します。
愛しい我が子のためとはいえ、辛いときは山ほどありますよね。
イライラした母親はもの分かりの悪い息子の手を引っ張って
出典 横断歩道を渡る人たち/作詞:桜井和寿
もう何個も持ってるでしょ!?と おもちゃ屋の前で声を上げている
欲しがっているのはおもちゃじゃなく愛情で
拒んでるのも「我慢」を教えるための愛情で
人目も気にせず泣いて怒って その親子は愛し合っているんだ
よく見るやり取りですけど、これを愛し合っていると捉えるのは素敵ですね。
本当に子供のためを思って、愛情があって怒っているのは、子供に伝わっているはずです。
――――――――
じいちゃんになったお父さん ばあちゃんになったお母さん
出典 あんまり覚えてないや/作詞:桜井和寿
歩くスピードはトボトボと
だけど覚えてるんだ 若かった日の二人を
あぁ きっと忘れない
これは「あんまり覚えてないや」という曲の後半の歌詞です。
前半では現在の日常のことをあんまり覚えてないや、なんてもったいないと言っていますが、後半に両親との思い出をちゃんと覚えてるということを言ってます。(本当は歌詞全部を紹介したかったですが長くなるので割愛します)
子供が大人になったとき、育てられた思い出をちゃんと覚えていると思うと大切な時間ですね。
辛いとき④ 受験勉強や就活などで結果が出ない
頑張っても結果が出ない時は辛いですよね。
関係ないけど30歳になっても未だに試験が全然解けなくて焦る夢を見ます。
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
出典 終わりなき旅/作詞:桜井和寿
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
よくアスリートの人が好きな曲として紹介される「終わりなき旅」です。
高いハードルを前にモチベーションを上げるのにぴったりの歌詞です。
――――――――
暗闇で振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ
出典 one two three/作詞:桜井和寿
今は結果が出ないけど、必死でもがいてることがきっと良い流れを作るはず。
ちなみにこの曲の最後にはアントニオ猪木さんの言葉、「この道を行けば~」が出てきます。これもまた辛いときに支えてくれる言葉です。
辛いとき⑤ 大切な人やものとの別れ
年を取れば取るほど、辛い別れを経験することがどうしても増えていきます。
特に予期していなかった突然の別れというのは後悔することが多いと思います。
“本当のさよなら”をしても
出典 花の匂い/作詞:桜井和寿
温かい呼吸が私には聞こえてる
別の姿で 同じ愛眼差しで
あなたはきっとまた会いに来てくれる
たとえ別れが来ても、きっと、その人は自分のことを見守ってくれているはず。
だから大丈夫だよと優しく寄り添ってくれる歌詞です。
――――――――
枯れた花びらがテーブルを汚して
出典 Documentary film/作詞:桜井和寿
あらゆるものに「終わり」があることを
リアルに切り取ってしまうけれど
そこに紛れもない命が宿ってるから
君と見ていた
愛おしい命が
どんなものにも最期があると思いますが、誰かの思い出の中に生きているのだと思います。
だから、悲しいだけでなく、楽しかったことを思い出せるといいですよね。
辛いとき⑥ この人生、良いことがない
人生そんなうまくはいかないですよね。良いことないなって。生きるって大変。
良い事があってこその笑顔じゃなくて
出典 PADDLE/作詞:桜井和寿
笑顔でいりゃ 良い事あると思えたら
それが良い事の 序章です
でもまあ、桜井さんもこう言ってますからね。
良いことなくても、まずは笑って生きようと思います。
――――――――
いかがでしたでしょうか?
こんなに色々な場面で支えになってくれるMr.childrenには本当に感謝です。
皆さまの人生の様々な辛い場面で支えになってくれるような言葉が見つかれば幸いです。
『TRICERATOPS』というバンドも元気になれますよ!是非!
コメント