2022年5月3日(火・祝)バンテリンドーム ナゴヤで行われたミスチルの30周年記念ライブ【半世紀へのエントランス】に行ってきたのでセトリやライブの様子、僕の感想などをレポートします。
ネタバレ有なので、気を付けてください。
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以下、セットリストと個人的なレポ・感想です。
半世紀へのエントランス~2022/5/3(火)名古屋公演~セトリ
Mr.Children 30th Anniversary Tour
半世紀へのエントランス【バンテリンドーム ナゴヤ2022/5/3(火)公演】
1.Brand new planet
2.PADDLE
3.海にて、心は裸になりたがる
4.innocent world
MC
5.LOVE
6.Any
MC
7.くるみ
MC
8.僕らの音
9.タガタメ
10.Documentary film
11.DANCING SHOES
12.ロックンロールは生きている
13.フェイク
14.Worlds end
MC
15.永遠
16.others
17.Tomorrow never knows
18.Printing
19.Dance Dance Dance
20.エソラ
MC
21.GIFT
EN1.Your Song
EN2.生きろ
半世紀へのエントランス~2022/5/3(火)名古屋公演~レポ・感想
2022/5/3のライブは開場が15:00、開演が17:00だったのですが、会場の最寄り駅(ナゴヤドーム前 矢田)に到着したのが開演の45分前くらいでした。
駅からドームに向かって歩いていると、Mステの取材(?)をしていたり、ツアトラの写真を撮っていたり、グッズの受け取りをしていたりと盛り上がっていました。
席で開演を待っていると流れてくるSEは「エントランスのエントランス」の時と同じようでした。
17時を少し過ぎたころまもなく開演ですというアナウンスがあり、また少しして会場が暗くなりました。(グッズ受け取りが遅くなり、遅れて走って入ってくる人が多かったので、グッズを会場受け取りにしている人は時間に余裕をもって行くことをおすすめします)
このOP映像の順番等がうろ覚えなのですが、、、
まず、『優しい歌』のストリングスverが流れてきました。
そして『memories』のイントロが流れてベストアルバムの宣伝映像のような世界観の映像が流れました。
更に過去のMVやライブ映像が昔から順番に流れていきました。
(流れる順番など間違っていたらご指摘いただきたいです。すいません!)
まずは1曲目『Brand new planet』です。
今回のメンバーはミスチル4人とSUNNYの5人編成です。
桜井さんの衣装が黄緑と赤の衣装で派手な鳥みたいで、さすがにそれはどうなのと思ってしまいましたがすぐに脱いでました。。
衣装はさておき、『Brand new planet』はライブで聴くのが初めてでしたが、1曲目としてとても良かったと思います。
「新しい欲しいまでもうすぐ」という歌詞から、まだ声を出せなかったり、マスク必須だったり、制限はあるものの、今まで耐えていたところから解放される希望を感じさせてくれました。
そして「この感じ覚えてる?」という桜井さんの煽りから2曲目『PADDLE』へ。
今回のツアーは曲が日替わりの部分があるようですが、2曲目はその日替わりゾーンです。
『PADDLE』はミスチルのライブでやるのは久しぶりだったと思います。レアですね。
2曲目からしっかり盛り上がる曲で会場のテンションも上がります。声は出せませんが。
相変わらず走りながら歌えるのすごい。
そして更に盛り上がる3曲目『海にて、心は裸になりたがる』です。
すっかり定番になりましたね。会場が歌えない分もナカケーが「オーオー」を歌ってくれます。
みんなとの思い出の詰まった曲を!と『innocent world』へ続きます。
ラスサビでは桜井さんが「歌って(心の中で)」と振り、声は出せないけどみんな心の中で歌っていたと思います。手のフリも一体感がありました。
ここでMCに入ります。
みんなが声を出せない分、僕らが歌います。という話があり、
「30周年ということで人によって色々な曲を聴きたいと思いますが、全てに応えることができないので日替わりで曲を変えることにしました」と。(ネタバレ無しで行ったのでどのくらい変えているのかこの時は分からなかったのですが、7曲程変えてました。恐ろしい。。)
で、次はその日替わりの曲の1曲です。
今ではこんなこと歌うのはとても恥ずかしいけれど、と言って始まったのは『LOVE』です。
10年ぶり(20周年のPOP SAURUS以来)に聴けました。
曲の最後の「LOVE~LOVE~LOVE~」は10年前のライブでは高く歌っていたと思いますが、今回は最後も原曲通り低かったです。
そして6曲目『Any』です。
イントロの瞬間に会場が少し沸きました。
この曲のあと、「この曲の歌詞に「今僕のいる場所が~間違いじゃない」とあるけれど、こんな状況になって分かったことがあります。拍手ってこんなに感情があるんだということです。」と桜井さんが言っていました。
そして、ステージを花道の先端に移します。
なんであんなことを言ってしまったんだろうと後悔することや、別れもたくさんあった、というMCがあり、桜井さんの弾き語りから始まったのは『くるみ』です。
1番終わりにハーモニカがあり、2番からバンドでの演奏となりました。
優しく丁寧に歌っていて、心に沁みました。ここで泣いてしまった人も多いのではと思います。
続いて「僕らの音の「ら」に皆さんも入って、心の中で一緒に歌ってください。」と始まった8曲目『僕らの音』。
8曲目も日替わりのようですね。僕は『僕らの音』好きなので良かったです。
ステージを戻し、9曲目『タガタメ』へ。
個人的にはこの日一番良かった曲です。バックの映像が戦争やSTAY HOMEやら、今の時代を映していたのですが、この曲は今だからこそですね。
バンドの演奏も歌も気持ちが入っていて、迫力がありました。
この日は桜井さん高音が少しきつそうかなと個人的に心配していたのですが、この曲でそういう心配は一気に吹き飛びました。
続いて『Documentary film』へ。
イントロから泣ける曲です。『タガタメ』から気持ちのこもった歌が続き、会場も感動的な雰囲気になったところで、前半が終了といったところでしょうか。
雰囲気を一気に変えて、ダークでカッコいい『DANCING SHOES』から後半が始まりました。
この曲はこれからもダークゾーンに入る曲として使われそう。
ダークな雰囲気そのままに『ロックンロールは生きている』~『フェイク』へ。
こういう曲は人気ありますよね。定番なので何回も聴いている気がしますが、やっぱりライブで聴くとかっこいいです。
ここ2曲も日替わりのようです。
そして14曲目『Worlds end』に続きます。
やはりドラムがカッコいい。そして最後のシャウトのところは裏声verでした。
続いて「コロナ禍では、この曲を作ることをモチベーションにやってきました。」というMCから新曲『永遠』。
桜の映像も相まって、素敵な雰囲気でした。MCの通り、特別な曲なんだろうということが伝わってきました。歌詞も素敵です。
(関ジャムでも取り上げられていましたね。)
続いて16曲目『others』へ。
コロナ禍で一番CMを観た曲。曲も歌も大人の色気があり、ライブでも一層雰囲気が出ます。
そして17曲目『Tomorrow never knows』。
今回のセトリは30周年にしては王道を外している印象ですが、やはりこの曲は外せません。
「oh~oh~」を歌えないのは寂しいものの、手のフリだけでも会場が一つになれました。
ここからもう一度雰囲気を変えて『Printing』~『Dance Dance Dance』へ。
定番ですが、やっぱり最高に盛り上がります。火の特効も盛り上げます。会場のフリも揃ってます。
ここも日替わりのようです。日替わり多すぎ、大変そう。
そして更に盛り上げる20曲目『エソラ』へ。
イントロで銀テープが飛んでいました。周年のお祝いって感じです。
『エソラ』は照明もカラフルでとても綺麗でした。
本編最後は「最後の曲は感謝を込めて選びました」という『GIFT』でした。
キーが低くて途中少し歌いにくそう?と思いましたが、30周年の感謝のメッセージということ、最後に会場が一体になる、素晴らしい締めでした。
アンコール1曲目は桜井さんが一人で登場し、
「youという英語には「あなた」という意味も「あなたたち」という意味もある。あなたやあなたたちに歌います」というMCから
『Your Song』の弾き語りでした。
弾き語りverもこれはこれで良いですね。静かな情熱という感じが。
うん、でもやっぱりバンドでも聴きたいな。。
そしてここで、メンバーが登場し、メンバー紹介へ。
皆さん結構長めに喋っていました。特にナカケーがこんなに長く喋ったところを初めて聴きました。
内容は「昔から名古屋のお客さんは厳しいと言われていて、そのお客さんに満足してもらえるようにっていうモチベーションでやってきた」的な話をされていました。
田原さんは「皆さんのキラキラが水面に反射するような光景で綺麗でした」的な詩的な表現をされていました。
JENは「照明や音響などスタッフの皆さんのおかげでライブができている」と真面目に話されていました。
そして、「最後に今のみんなへの気持ちをそのままタイトルにしました」と
最後の曲『生きろ』へ。
個人的に「エントランスのエントランス」に行けたので聴くのは2回目だったのですが、最初聴いたときより良く感じました。CDが楽しみです。
この曲は、個人的には『hypnosis』を感じます。静かな演奏からサビでシャウト気味に歌う熱い曲という印象です。
30周年のアンコールラストとして、というより、コロナ禍でのライブで最後にみんなへのメッセージ的な意味合いが強い選曲だと感じました。
エンドロールもオープニングと同じく『優しい歌』のストリングスverが流れていました。
これで約3時間のライブが終了です。
25周年の時がアニバーサリーっぽいセトリだったり、曲数自体も多かったりということで、比較してしまうとアニバーサリー感は少ない内容でしたが、コロナ禍を乗り越えてのライブという意味合いを考えると非常に感慨深いセトリ、演奏のライブでした。
桜井さんも「次はマスク無しで会いましょう」と言っていましたが、本当にそうなれたらいいなと今後に希望を持てる素敵なライブでした。
ただ、個人的に一つだけ残念だなと思ったのが規制退場だって言ってるのに守っていない人が多すぎたことです。事情がある人ももちろんいるとは思うのですが、特別な事情がある人があんなに多いとは思えず、、そこは残念でした。
MCでB’zの稲葉さんから「コロナ以降ドーム規模のツアーをした初めてのアーティストがミスチルだ」と連絡をもらったと言っていましたが(本当か?)、せっかくそんな規模でライブができるようになったのにモラルの無い行動がライブ開催のための努力に水を差すようなことが無いよう、願います。
とは言え、、ライブ自体は声を出せなくても一体感のある会場でミスチルらしい素晴らしいライブでした。
ということでレポは以上です。
「エントランスのエントランス」にも行ったのでもし良かったらレポ読んでもらえると嬉しいです。
ミスチル展にも行ってきました。興味ある方は是非。
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