ブラック中間管理職の皆！ごめん！僕は一足早く逃げました！
まあ、適応障害という負傷はしたけど、これで済んで良かったと思うようにしている！
皆も致命傷を負う前に逃げて欲しい。それも覚悟の上で戦い続けている人は本当に尊敬する。。でも本当に自分の身体は大切にしてほしいのです。
ブラック中間管理職の作られ方
＜部下のホワイト化→自分の漆黒化＞
最近は働き方改革しないといけないですからね、上司は当然言います「お前のところ、部下にサービス残業させてんじゃねーだろうな？疑われるようなギリギリの残業させるんじゃねーよ。しっかり管理しろ！」。あなたがこのポジションだったときよりはよっぽど部下の残業減ってますけどと言いたくなります。でも時代が違うから仕方無いらしいです。さあ、部下から仕事を奪って！僕らだけはなぜか労働基準法をすり抜けます。
＜ホワイトに慣れた部下達の防衛本能＞
一度ホワイトに慣れればそれを手放したくはないという防衛本能が働くので、少しでも自分たちに面倒な仕事が増えそうな状況になれば「どうにかしてくださいよ！」と部下から責められます。場合によっては僕らより給料の高い年上の部下が泣きついてきます。そんなのに構っていられないと思いますが、割と声が大きいです。いつの間にか上司に伝わった結果、軽い感じで「○○さんがこんなこと言ってるからどうにかしとけよ～」となります。なんか雰囲気はすっかりホワイト企業ですね！でも気を付けましょう、どうにかすると言っても業績に影響の出ない方法に限ります。それを考えるのは僕らです。
＜ブラックに慣れた人間につけこむ＞
根っからのブラック体質である上からの要求とホワイトに慣れた下からの要求に挟まれながら、なんとか仕事をこなしてしまうと、いつの間にかそれが当たり前になります。すると経営層は経費を減らしたいので中間管理職をフォローしている数少ない味方を「ま、いなくてもなんとかなるだろ。」と削り出します。部下たちも中間管理職に対して、「この人にはなんでも相談できる」をはき違えてなんでも押し付けるようになります。一部の人は助けようとしてくれるかもしれません。でも残念ながらそういう人達が先に潰れていき、残るのは孤独な中間管理職と、それにつけこむ大多数です。
こうしたステップを踏みブラック中間管理職が完成します。
ブラック中間管理職からの撤退
そんなキツイなら辞めればいい。と世間は思うかもしれません。でも、そんな簡単に辞められるならとっくに辞めてます。
なんだかんだ言っても僕らは仕事を頑張って中間管理職になったので、プライドがあったり、ここまで耐えて耐えて得た地位だから勿体ないと思ったりして、なかなか踏み出せません。
自分がいなくなったら仕事が回らなくなるから色々な人に迷惑がかかってしまうと考える人もいると思います。
僕もこんな風に思っていました。でも、本当に勿体ないのは自分の大切な時間や健康を犠牲にし続けることだと病気になって休んでからやっと気付きました。
それに自分がいなくなっても会社は回ります。ブラック企業はそんなやわじゃないです。1人が潰れたら替えを用意します。周りを見ても実際にそうでしたよね。
それなのに自分が潰れるまで頑張る必要はないです。もう充分頑張りました。
いきなり辞めなくていいんです。まずは休むでもいい。
これだけ追い込まれているんですから、病院に行けば診断書を貰えます。よく部下から渡されますよね？（うちだけ？）あれを僕らも出すんです。それで心も身体も回復させてから考えたらいいんです。今はこんなに忙しいし、鬱のような状況で冷静に判断はできないでしょうから。
それで、中間管理職が辛いけど会社は嫌いじゃないならポジションを変えてもらったり、いやもうこの会社の全てが嫌なんだ！と思うなら転職活動を始めるのもいいと思います。
今になって思うのは、もっと自分のことを考えるべきだったということです。責任感とか、人からこう思われるだろうから、ということばかり考えて身体を壊したら本当に人生が勿体ないです。どれだけ会社に尽くしても会社は自分に尽くしてくれることはありませんし、最終的に自分を守ってあげられるのは自分だけです。
ということで、ブラック中間管理職の皆！逃げるのも一つの選択肢！！
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